2024.1.4
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
2枚目の画像はカラスザンショウの実についての紹介です。
カラスザンショウはミカン科サンショウ属の落葉高木で暖地の沿海地や山地に生育します。雌雄異株で雌の木には晩秋から冬にかけて紅紫色に熟した実が見られます。
名前の由来はサンショウに似てカラスがこの実を食べることからという説と、大きく、人にとって利用価値がないことをカラスに例えたからという説があります。
園内では、路傍植物園の中間あたりに大きな雌の木があり、例年メジロや冬の間に飛来するホンセイインコなどが実を食べている姿を見ることができます。
また、木の近くの園路や柵の中にはいくつか実が落ちていますので、ぜひ手に取って観察してみてください。
(観察後はそのまま元の場所にお戻しください)。
〔動物記録情報〕
《クモ類》クロスジオチバカニグモ
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ卵のう
カメムシ類…ツヤアオカメムシ、ミナミトゲヘリカメムシ
チョウ類…クロツヤミノガ
甲虫類…ナミテントウ
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメセマダライエバエ、キンバエsp.
《鳥類》カルガモ、トビ、キジバト、ワカケホンセイインコ、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、ハシブトガラス