2023.11.30
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
2枚目の画像はウバユリの実の紹介です。
ウバユリはユリ科ウバユリ属の多年草で、山野の林下などで生育します。花の咲く頃に葉が落ちるため、歯がない姥(うば)にたとえられたと言う説があります。ただし、園内では葉が遅くまで残ることが多いようです。
7月下旬ごろに花が咲き、花が終わると大きな楕円形の実をつけます。実は11月ごろに成熟し、乾燥が進むと裂開します。実は必ず縦に3つに裂けるようになっており、隙間はブラインドのような筋で覆われています。これは種子が簡単にこぼれおちるのを防ぎ、強風の際に種子を遠くへ運ぶための仕組みになっています。
園内では路傍植物園や武蔵野コースなどで見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》モエギザトウムシ、ジョロウグモ
《昆虫類》
トンボ類…ホソミイトトンボ、オオアオイトトンボ、アキアカネ
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、ハラビロカマキリ成虫・卵のう
バッタ類…サトクダマキモドキ、コバネイナゴ
カメムシ類…アメンボ、ウシカメムシ
チョウ類…キタキチョウ、ムラサキシジミ、ヤマトシジミ、アサギマダラ幼虫、キタテハ、アカボシゴマダラ幼虫、ミノウスバ、アケビコノハ
ハエ類…ホソヒラタアブ、オオハナアブ、オオクロバエ
《鳥類》ダイサギ、カルガモ、ハイタカ、フクロウ、カワセミ、アカゲラ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、シジュウカラ、アオジ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ
《魚類》ミナミメダカ