生物記録情報

2022.12.8
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
※植物の開花リストはしばらく休止とさせていただきます。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
 2枚目の画像はモミジガサの紹介です。
 
 モミジガサはキク科コウモリソウ属の多年草で、山地の林床に生育しています。モミジ状の葉が、若葉の頃(4月下旬)に傘のように開くことが名の由来になっています。この若葉は山菜として人気があり、おひたしや天ぷらなどにして食べられます。
 現在は花が終わり、冠毛のある果実が路傍植物園で見られます。一見、種子(タネ)のように見えますが、実は小さな乾いた果実で中に1つの種子をもっています。こうしたつくりの果実を痩果(そうか)といい、タンポポやアザミなどのキク科のほか、キンポウゲ科などに見られます。モミジガサの痩果は冠毛によって風に乗り、中の種子ごと遠くへ運ばれます。

〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ

《昆虫類》
トンボ類…アキアカネ、オオアオイトトンボ
バッタ類…コバネイナゴ.
チョウ類…キタテハ
甲虫類…アオオサムシ

《鳥類》ハシブトガラス、キセキレイ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、モズ、ヒヨドリ、ウグイス、ジョウビタキ、ルリビタキ、カワセミ、カルガモ、マガモ、アオサギ、オオタカ、ハイタカ

《魚類》メダカ

園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
モミジガサの実
モミジガサの実
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