2022.9.29
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
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3枚目の画像はタイアザミの花の紹介です。
タイアザミはキク科アザミ属の多年草で、山地の林のふちや土手などに生育します。名前の由来は大きな薊(あざみ)であることから「大薊」とする説と、痛い薊が転訛(いたいあざみ→たいあざみ)した説があります。
園内には生育していませんが、中部地方以北で多く見られるナンブアザミの変種の1つです。
また、アザミの仲間の中では関東地方で最も普通に見られることから、別名である「利根薊(とねあざみ)」と名づけられたとされています。
由来の一説にもあるように、葉のふちに太く長い棘をもち、刺さると強い痛みを感じるため、うかつに触らないように注意が必要です。秋の長い間、茎の先に紅紫色の頭花(筒状の小さな花が密生して1つの花のようになっているもの)を咲かせて、昆虫たちの餌場になります。
路傍植物園を始め、園内のいたるところで咲いているほか、水生植物園では同じ仲間のノハラアザミも見ることができます。
〔動物記録情報〕
《クモ類》オオシロカネグモ、ジョロウグモ、ナガコガネグモ、ハナグモ
《昆虫類》
トンボ類…アジアイトトンボ、マルタンヤンマ、オオシオカラトンボ、アキアカネ
バッタ類…エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、コオロギsp.、クサヒバリ、アオマツムシ、カネタタキ、コバネイナゴ
カメムシ類…クサギカメムシ幼虫、エサキモンキツノカメムシ
ヨコバイ類…アブラゼミ、ツクツクボウシ
チョウ類…アオスジアゲハ、モンキアゲハ、クロアゲハ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ヤマトシジミ、アサギマダラ、ルリタテハ蛹、ツマグロヒョウモン、アカボシゴマダラ、コムラサキ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ヒメジャノメ、ヒカゲチョウ、ホシホウジャク、ヒメクロホウジャク
甲虫類…クズクビホソハムシ
ハチ類…ハラナガツチバチsp.、スズバチ、キイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、クマバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ、ヒメヒラタアブsp.、タカサゴモモブトハナアブ、ツマグロキンバエ
《鳥類》ハシブトガラス、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、モズ、ヒヨドリ、サンコウチョウ、コサメビタキ、エゾビタキ、キビタキ、センダイムシクイ、カワセミ、コゲラ、オオタカ、ダイサギ、キジバト、ドバト
《爬虫類》クサガメ