2021.1.5
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
植物の開花リスト他は2枚目の画像をクリックしてください。
3枚目の画像はカラスザンショウの実についての紹介です。
カラスザンショウはミカン科サンショウ属の落葉高木で暖地の沿海地や山地に生育します。雌雄異株で雌の木には晩秋から冬にかけて紅紫色に熟した実が見られます。
名前の由来はサンショウに似てカラスがこの実を食べることからという説と、大きく、人にとって利用価値がないことをカラスに例えたからという説があります。
園内では、路傍植物園の中間あたりに大きな雌の木があり、メジロや冬の間に飛来するホンセイインコなどが実を食べている姿を見ることができます。
また、木の近くの園路や柵の中にはいくつか実が落ちていますので、ぜひ手に取って観察してみてください(観察後はそのまま元の場所にお戻しください)。
※次回の更新は1月14日(木)となります。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵のう、コカマキリ卵のう
チョウ類…オオミノガ幼虫
《鳥類》ハシブトガラス、シメ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ、ルリビタキ、カワセミ、コゲラ、アオサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、ホンセイインコ