現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

　園内の見ごろ情報は１枚目の画像をクリックしてください。
　植物の開花リスト他は２枚目の画像をクリックしてください。
　3枚目の画像はウバユリの実の紹介です。

　ウバユリはユリ科ウバユリ属の多年草で、山野の林下などで生育します。花の咲く頃に葉が落ちるため、歯がない姥(うば)にたとえられたと言う説があります。ただし、園内では葉に穴があいていたり、茶色くなっていたりはしますが、葉が遅くまで残ることが多いようです。

　7月下旬ごろに花が咲き、花が終わると大きな楕円形の実をつけます。11月ごろには成熟し、乾燥すると裂開します。実は必ず縦に3つに裂けるようになっており、隙間はブラインドのような筋で覆われています。これは種子が簡単にこぼれおちるのを防ぎ、強風の際に種子を遠くへ運ぶための仕組みになっています。

　園内では路傍植物園やイモリの池の流域沿いにあり、開いた実と中の種子を観察することができます。

〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ

《昆虫類》
カマキリ類…オオカマキリ卵のう
カメムシ類…アメンボ
ハチ類…オオスズメバチ
ハエ類…ホソヒラタアブ

《鳥類》ハシブトガラス、シメ、アオジ、カシラダカ、クロジ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツミ、カルガモ、オオタカ