生物記録情報

2015.2.11
生物記録情報

 現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。

 植物の開花リスト他は1枚目の画像をクリックしてください。
 園内の見ごろ情報は2枚目の画像をクリックしてください。
 3枚目の画像はカマキリの卵鞘です。
 昆虫は成虫・さなぎ・幼虫・卵とさまざまな形で寒さの厳しい冬を越しますが、カマキリの仲間は卵で冬を越します。夏から秋にかけて園内では主に3種類のカマキリの姿を見ることができます。秋に産み付けられて固まったカマキリの卵鞘を、現在3種類見つけることができます。
 オオカマキリの卵は草の茎や低木の細い枝などに産み付けられることが多いです。水生植物園ではオオカマキリの卵鞘がハンノキの若木の枝に見られます。3種類の中では1番大きなオオカマキリの成虫ですが、卵鞘の大きさも35〜40mmと1番大きいです。この中には200からの300の卵が入っています。ハラビロカマキリは木の幹や枝に産み付けられ、20〜30oの大きさです。オオカマキリよりも高い所が多いです。水生コースのヌルデの木の枝に見つけました。コカマキリは平らな人工物に卵を産み付け、大きさは20〜30oですが細長い形です。武蔵野コースの杭にありました。大きさも形もそれぞれ個性的です。

 動物は以下の通りです。
〔昆虫類〕
カマキリ類…オオカマキリ(卵鞘)、ハラビロカマキリ(卵鞘)、コカマキリ(卵鞘)
チョウ類…アサギマダラ幼虫、オオミノガ幼虫
〔鳥類〕ハシブトガラス、オナガ、アオジ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、アオゲラ、コゲラ、キジバト、ドバト
〔その他〕ヤモリ
植物の開花リスト他
植物の開花リスト他
園内の見ごろ情報
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カマキリの卵鞘
カマキリの卵鞘
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