学習

自然教育園では、四季折々に変化する動植物の観察を通じて、自然の面白さや仕組みを学ぶことができます。園内での自然観察や、事前事後の学習などでご活用ください。
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学習支援活動一覧

観察会や研修など学習支援活動の年間予定です


自然を観察するための教材

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①モンシロチョウの出現とサクラの開花

植物の開花や動物の所見・初鳴を記録することを「生物観測記録」と言います。季節の進み具合の遅速や長期的な気候の変化を知るための重要なデータとなります。

モンシロチョウの出現とサクラの開花(182.4 KB)

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②一足の下にもこんなに虫が

林床に積もった落葉の下には、たくさんの土壌動物が生息しています。片足の靴の下には、どれくらいの数の土壌動物がいるでしょうか。

一足の下にもこんなに虫が(147.5 KB)

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③ムサシアブミ

ムサシアブミは、4月頃に開花するサトイモ科の植物です。花をつつむ仏炎苞(ぶつえんほう)が、武蔵国(現・東京都、埼玉県、神奈川県にまたがる)で作製したあぶみ(乗馬の際に足をかける道具)に似ていることから名前がつきました。

ムサシアブミ(175.0 KB)

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④ムサシアブミの一年

ムサシアブミは、芽や花、実の形がとても特徴的です。また、オス株、メス株があり、実はメス株にできます。オス、メスで性の転換があることも知られています。

ムサシアブミの一年(663.4 KB)

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⑤カタクリの一生

カタクリの成熟期間は長く、種子が土の中に入ってから花を咲かせるまでに7~8年かかります。

カタクリの一生(126.9 KB)

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⑥カタクリの生活

早春に開花、結実し夏からは休眠してしまうカタクリは、特に春先の林内の光環境に適応して生活しています。このように早春にいち早く咲いて、その後葉や茎は枯れる植物を「スプリング・エフェメラル」(春植物)と言います。

カタクリの生活(309.8 KB)

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⑦葉のつき方:葉序

茎につく葉の並び方を葉序(ようじょ)といいます。葉のつき方、葉の数によっていくつかのタイプに分けられます。

(1)互生:一つの節に葉が1枚つく
(2)互生(コクサギ型):葉は互生だが左右に2枚ずつ交互につく
(3)対生:一つの節に葉が2枚つく
(4)輪生:一つの節に葉が3枚以上

葉のつき方:葉序(242.7 KB)

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⑧単葉と複葉

葉身が分割せず、1つである葉を単葉といいます。それに対し、葉が2個以上の部分に分かれている場合を複葉といいます。

単葉と複葉(183.7 KB)

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①セミのぬけがら

セミのぬけがらを観察してみましょう。全体形・大きさ、ひげの節の長さ・太さなどから、種類を判別することができます。

セミのぬけがら(141.4 KB)

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②ハゴロモのなかま

ハゴロモ類は、分類学的にはセミに近いなかまです。

ベッコウハゴロモ、スケバハゴロモは、自然教育園でよくみられるハゴロモ類です。幼虫は体にふわふわした白い飾りをつけています。

ハゴロモのなかま(134.1 KB)

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③アオバハゴロモ

アオバハゴロモは、1cmほどの小さな昆虫で、よく草や木の枝に何匹も並んで群生しています。これは、花芽に似せて外敵から身を守るためです。幼虫は体から白い粉を出して身を守ります。

アオバハゴロモ(130.2 KB)

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④森のクールアイランド

緑地が周辺市街地より低温になる現象を「クールアイランド」と言います。自然教育園の森もこれに該当し、周辺市街地の気温上昇を緩和する役割をしています。

森のクールアイランド(445.8 KB)

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⑤つるのまきつき方

つる植物にはいろいろな「巻き付き方」があります。いろいろなタイプを観察してみましょう。

【巻き付き方】

  • まきひげで巻き付く
  • 茎で巻き付く
  • 葉柄(ようへい)で巻き付く
  • 茎にかたい毛やトゲがある
  • 付着根がある

つるのまきつき方(1.1 MB)

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⑥自然教育園で見られるチョウの変化

自然教育園で、これまでに記録されたチョウは、発生の変化や数の多さなどから6つのグループに分けることができます。

A型:開園以来毎年ふつうに見られる種
B型:1970(昭和45)年以前にはふつうに見られたが、その後数が減った種
C型:毎年見られるが数が少ない種
D型:開園当時はふつうに見られたが、その後姿を消し、近年再び姿を現した種
E型:開園後まもなく姿を消した種
F型:近年になって見られるようになった種

自然教育園で見られるチョウの変化(191.7 KB)

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⑦ワケありのチョウ ~温暖化で増えたチョウ~

最近は温暖化の影響でチョウが北上する現象があります。その結果、今まで、自然教育園で見られなかったチョウが見られるようになりました。「⑤自然教育園で見られるチョウの変化」では、F型に当てはまります。

ワケありのチョウ ~温暖化で増えたチョウ~(516.0 KB)

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⑧ワケありのチョウ ~人によって持ち込まれたチョウ「アカボシゴマダラ」~

アカボシゴマダラは中国大陸原産で、人為的に持ち込まれたチョウです。現在では南関東を中心に定着し、特定外来生物(外来生物法)も指定されています。

ワケありのチョウ ~人によって持ち込まれたチョウ「アカボシゴマダラ」~(314.7 KB)

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①どんぐりのいろいろ

どんぐりができる木にはいくつかの種類があります。その種類は、どんぐりの殻斗(かくと)の形や模様で見分けることができます。イラストの葉の色が薄いものは落葉樹、濃いものは常緑樹です。

どんぐりのいろいろ(960.4 KB)

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②たねの旅

自分で動くことのできない植物は、種の維持のために様々な方法でタネを散布し、移動させます。

たねの旅(963.7 KB)

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③シャツやズボンにつく草の実

秋の草むらを歩くと洋服にたくさんの草の実がひっつきます。これは動物にタネを運んでもらおうという「植物のたくみな仕組み」です。

シャツやズボンにつく草の実(601.6 KB)

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④ウバユリの実

ウバユリの実の中には、薄い膜状の形をしたタネがぎっしりと入っています。タネは風が吹くと、紙吹雪のように舞い上がります。実の裂けた部分は繊維が残り、タネがこぼれるのを防いでいます。タネの形と実の裂け目は、タネを上手に飛ばすための絶妙な仕組みです。

ウバユリの実(62.9 KB)

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⑤カラスウリの繁殖

カラスウリは秋になると伸びたつるが地中に入ってイモ(塊根(かいこん))を作ります。翌春、このイモから新たにつるを出します。

カラスウリの繁殖(1.2 MB)

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⑥キクのなかま

「野ギク(野生のキク)」の仲間のうち、道ばたなどの身近な場所で見られる種類です。

キクのなかま(1.0 MB)

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⑦アカトンボのなかま

自然教育園でみられるアカトンボのうち、よく似た種類とその見分け方です。

アカトンボのなかま(704.3 KB)

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⑧葉の色の変化

紅葉の葉の色の変化は、樹木の種類によって異なります。

葉の色の変化(804.1 KB)

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⑨秋になると紅葉する仕組み

葉が赤くなる「紅葉」と、黄色く色づく「黄葉」。そのしくみには違いがあります。

秋になると紅葉する仕組み(568.3 KB)

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⑩美しく紅葉するための条件

紅葉現象には気温や日光が関係しています。その条件がそろうと、美しい紅葉が見られます。

美しく紅葉するための条件(216.6 KB)

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⑪カエデとモミジ

秋の紅葉の代表「カエデ」と「モミジ」。名前は違いますが、植物の分類としては、どちらも同じ仲間(ムクロジ科カエデ属)です。

カエデとモミジ(923.4 KB)

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①おめでたい植物 -縁起物-

マンリョウ、センリョウなどは、秋から冬にかけて鮮やかな赤い実をつけます。そのため、古くからお正月の縁起物として親しまれてきました。

おめでたい植物 -縁起物-(359.8 KB)

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②お正月の植物 -縁起物-

ユズリハ(譲葉)は縁起のよい植物としてお正月の飾りなどに利用されます。

お正月の植物 -縁起物-(315.0 KB)

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③自然教育園で見られる落ち葉

秋から冬にかけて、たくさんの葉が地面に落ちます。落ち葉は、目の前でじっくり見ることができるため、絶好の観察材料です。

自然教育園で見られる落ち葉(601.0 KB)

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④自然教育園で見られるカマキリ

カマキリの仲間は卵のうで冬越しします。卵のうは、種類によって形や見られる場所に特徴があります。

自然教育園で見られるカマキリ(269.7 KB)

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⑤シモバシラは2度花が咲く?

シモバシラは、2度花を咲かせます。秋は本当の花で、冬に咲くのは氷の華です。

シモバシラは2度花が咲く?(353.0 KB)

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⑥シモバシラの霜柱

シモバシラは、冬の強く冷え込んだ朝、茎の根元に霜柱のような氷の帯ができることが名前の由来。自然教育園では例年1月ごろ見られます。シモバシラの霜柱をじっくり観察してみましょう。

シモバシラの霜柱(251.3 KB)

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⑦冬、植物が生活している姿

植物は冬の乾燥と凍結から身を守るため、細胞分裂のさかんな部分を、「冬芽(休眠芽)」という形で保護しています。冬芽の位置で、植物を分けることができます。

冬、植物が生活している姿(414.2 KB)

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⑧木の芽のいろいろ

樹木の冬芽を観察すると、樹木がさまざまな方法で寒さや乾燥から弱い芽を保護しながら越冬している様子がわかります。

裸芽とりん芽
  • りん芽:芽鱗(がりん)と呼ばれるうろこ状のもので保護されている芽
  • 裸芽:芽鱗で保護されていない芽。細かい毛で覆われている場合が多い
花芽と葉芽

やがて花になる芽を「花芽」、葉になる芽を「葉芽」と呼ぶ

主芽と副芽

冬芽が複数個ついた場合、春先に開く一番大きい芽を「主芽」、残りの芽を「副芽」と呼ぶ

木の芽のいろいろ(184.9 KB)

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⑨モクレンは磁石?コンパス?

モクレンは、つぼみの先端が北の方角を示すことから、「磁石植物」または「コンパスプラント」と呼ばれます。

モクレンは磁石?コンパス?(211.4 KB)

自然教育園の歩き方
スパイTHEネイチャーになろう!

自然観察を楽しみながら、自然教育園の自然を守るためのルールを知ることができるワークシート。
関連動画と併せて、より楽しむことができます。

ワークシート

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ワークシート:自然教育園の歩き方 スパイTHEネイチャーになろう!(1.6 MB)

動画

第一話
スパイTHEネイチャーのメインミッション
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第二話
とってはいけない?とってもいけない!
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第三話
水辺が見づらいときは?
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第四話
騒音にSo long…(さよなら)
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第五話
ミッションコンプリート
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(YouTube【国立科学博物館公式】かはくチャンネル ※外部サイト)

自然教育園で学ぶ自然のメカニズム

自然教育園を例として、時間や季節、人との関わりなど、「目には見えない作用」による自然の変化について学習できるサイトです。

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