2024.12.5
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください。
2枚目の画像はムサシアブミの実についての紹介です。
ムサシアブミはサトイモ科テンナンショウ属の多年草で、海に近い林に生える多年草です。地下部の塊茎の栄養状態によって雌雄が決まり、性転換をするという性質をもっています。
11月中旬頃になると、トウモロコシのような粒をもった実が熟し始めます。その後、実の部分以外の葉が枯れ始めると実自身の重さで倒伏した姿が見られるようになります。
鳥に食べられることで遠くへ分布を広げるほか、地下部の球茎が分球することによる栄養繁殖でも増えていきます。
園内では路傍植物園と武蔵野植物園で見ることができます。
〔動物記録情報〕
《昆虫類》
トンボ類…オオアオイトトンボ
カマキリ類…オオカマキリ成虫・卵のう、ハラビロカマキリ卵のう、コカマキリ卵のう
カメムシ類…ミナミアオカメムシ
甲虫類…キボシカミキリ
《鳥類》ゴイサギ幼鳥、カルガモ、キンクロハジロ、オオタカ、ノスリ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、ハシブトガラス
《爬虫類》クサガメ
《魚類》ミナミメダカ