生物記録情報

2022.12.1
現在の自然教育園内で見られる生物の情報をお知らせします。
※植物の開花リストはしばらく休止とさせていただきます。

 園内の見ごろ情報は1枚目の画像をクリックしてください
 2枚目の画像はコクサギの実についてのです。

 コクサギはミカン科コクサギ属の落葉低木で、山野の林下や谷間などに生育します。名前の由来は臭気があり、クサギ(臭木)よりも小型であることからとされています。ただし、クサギはシソ科の低木であるため分類上の関連はありません。
 コクサギの実は二重の果皮をもっており、実が熟して乾燥すると内側の果皮(内果皮)に包まれた種子がバネの作用によって数メートルまで弾け飛びます。
 
 園内では主にイモリの池の道沿いなどで開いた実を観察することができます。運がよければ種子が弾き飛ぶ瞬間も見ることができるかもしれません。

〔動物記録情報〕
《クモ類》ジョロウグモ

《昆虫類》
トンボ類…オオアオイトトンボ
バッタ類…コバネイナゴ
カメムシ類…ナミアメンボ、シマアメンボ.
ハエ類…ホソヒラタアブ

《鳥類》ハシブトガラス、アオジ、シジュウカラ、エナガ、モズ、ヒヨドリ、カワセミ、カルガモ、マガモ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ

《爬虫類》クサガメ

《魚類》メダカ

《哺乳類》ホンドタヌキ

園内の見ごろ情報
園内の見ごろ情報
コクサギの実とタネ
コクサギの実とタネ
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